図書館司書になるには?資格や採用、給料や年収について

図書館司書になるには?資格や採用、給料や年収について

図書館司書はこれまでも本が好きな人に人気の資格ではありましたが、地方公務員になった上で配属されたないといけない等、狭き門という状態でした。

 

しかし、管理者制度が浸透して図書館を運営する民間企業が有資格者の採用を増やしたり、学校司書(学校図書館担当者事務職員)を採用する学校が増えたりしたことで、活躍できる場が広がりました。地域でのビジネス支援のような新しい役割が加わったことも見逃せません。

 

 

 

 

主催団体 文部科学省
受験資格 大学または短期大学卒業(在学中の受講可*)
取得期間の目安 2ヶ月〜

*:大学により受講資格は異なる

 

特徴・ポイント

  • 最短1年の自宅学習で図書館司書資格が取得可能!
  • 仕事をしながらの資格取得も可能!
  • 本に囲まれた環境で仕事ができる!

 

 

 

図書館司書ってどんな資格?

図書館司書は図書館で資料の収集や分類・整理をするとともに、図書の貸し出しや案内をする専門職員です。図書館司書になるためには、大学で図書館司書養成課程を受講する(通信教育を含む)、文部科学省委託の司書講習を受講するなどの時方法があります。

 

資格取得のための勉強の方法は?

通信制の大学の場合、自宅で学習するほか年に数回のスクリーニングが必須でしたが、Webだけで受講、受験できる大学もあります。インターネットがつながる環境さえあれば自宅でも通勤途中でも勉強できるので働きながら目指すことができます。

 

図書館司書の稼ぎやすさは?

地方自治体の採用試験を受けて公務員となり、公立図書館で働くほか、私立図書館、大学や企業の図書館、図書の流通に関わる企業などで働く選択肢があります。方法は公務員試験もしくは図書館運営を受託している企業の求人に応募するなどがあります。

 

 

図書館司書として働いている人の口コミ

 

供の頃からの夢が捨てきれず、資格を取得し念願の仕事に就きました!

 


小さいころから本を読むのが好きでした。高校卒業後はIT企業ほか複数の企業に勤めましたが、「好きな仕事をしたい」という思いが強くなり、図書館司書の資格を取得する事にしました。近畿大学の通信教育部を選んだのは、図書館司書の資格を取得するための単位が、短大を卒業する単位に組み込まれていたためです。また、授業料の負担が軽かったのも魅力でした。

 

最初はテキストを読んでも頭に入ってこず、何を言っているのかさえ分からない状態でした。しかし、いろいろな参考文献を読んだり、卒業生による勉強のコツをみているうちにだんだん理解できるようになっていきました。
資格取得後は、これまで週3日で勤務していた公立校の学校図書館での仕事をフルタイムで勤務するようになりました。本と関わっていたいというのが、小さいころからの夢だったのでとても楽しく専門書や自分が知らない本に出会えることにワクワクします。

 

先生が探していた専門書を入手し「ありがとう」とお礼を言っていただけたときは本当に嬉しいです。また、資格を持っているのだから、聞かれたことに何でも答えられなければいけないというプレッシャーも強くなりました。もっと勉強して自分を高めていきたいと思います。図書館によって訪れる人も違うので、いつか学校図書館以外の図書館でも働いてみてみたいですね。

 

 

図書館司書の資格が勉強できる学校

 

近畿大学 通信教育部

図書館司書コース

【費用】10万円(スクーリングなどの費用は別途)
【標準期間】1年
【添削回数】1回〜/1科目(10〜11教科)
【送付物】テキスト、ガイドブック、機関紙「梅信」(月1回)

 

短大学位

司書の資格取得には、大学や短期大学の学位が必要ですが、それらの資格を持たない場合は近畿大学通信教育部の短期大学部に入学して司書科目を追加履修し、最短2年間で短期大学の学位と同時に司書資格の取得をめざすことも可能です。

 

 

ポイント
図書館司書資格を1年間で取得!活躍の場も多数!

大学・短期大学卒業の学位があれば、科目等履修生として入学し、1年間で図書館司書の資格取得を目指すことができます。司書資格を取得することで、各都道府県や市町村の公共図書館、大学をはじめとした教育機関における図書館などへの就職が目指せます。さらに近年では、図書館以外にも出版や書籍流通に関わる企業、書籍販売店などで司書資格が求められることが多く、活躍の幅が広がっています。

 

授業も試験もすべてオンライン上で可能

インターネット環境さえあればメディア授業(Web講義)を受講することで、スクーリングの代わりに単位取得がめざせ、また、科目週末試験に就いてもオンラインで受験することができます。つまり、一切通学することなく、図書館司書の資格取得が可能です!メディア授業は繰り返し視聴可能なので、復習なども自分のペースに合わせて行えるほか、毎回、確認テストを実施するなど学びやすい工夫がされています。

 

全国の会場でスクーリング・科目週末試験を実施

近畿大学(東大阪市)で土曜・日曜・夏季などさまざまな日程でスクーリングを開校しているほか、学外でも北海道、東京、愛知、香川、広島、福岡、沖縄で週末を利用した日程で開講しています。また、科目週末試験(会場受験)も全国で実施しています。スクーリングや科目週末試験は、全国から同じ目標を持つ仲間が集まる貴重な情報交換の場になっています。