ペットシッターになるには?資格や仕事内容、給料、求人について

ペットシッターになるには?資格や仕事内容、給料、求人について

 

業務内容

ペットシッターの仕事は、飼い主が旅行や出張に出かける際のペットのお世話代行が主な仕事です。日本ではまだ認知度がそれほど高くありませんが、海外ではごく一般的に活用されているサービスです。

 

最近では、朝夕のお散歩の代行、帰宅が遅くなった時のペットのご飯の支度、自宅でケアをする老犬の介護などの仕事も増えています。ペットシッターは飼い主宅への訪問が主な仕事場になるので、時にはしつけの相談を受けたり、シャンプーや爪きりなどのお手入れを依頼されることもあります。

 

また持病があり、定期的な通院が必要なものの、交通手段の事情や飼い主の仕事の都合で通院が難しい場合の通院代行の仕事などもあります。

 

主な求人先

ペットシッターはいくつかフランチャイズチェーンもありますが、個人で独立開業するスタイルが多く見られます。自宅から出張可能なエリアを拠点とし、地域未着の仕事が多い分野です。

 

また、ペットショップやペットホテルが出張サービスを引き受け、ペットシッターの資格保有者を派遣することもあります。

 

 

ペットシッターになるには資格は?難易度や学習期間

 

ペットシッターの資格取得は、専門学校への進学、通信講座の受講が一般的です。

 

専門学校の場合、トリマー、トレーナー学科と併行して学習をし、卒業と同時の取得を目指すことが多い資格です。ペットシッターの仕事は、「ペットの世話代行」ということで、幅広い知識や経験が必要とされます。そのため、幅広い分野の学習が必要とされます。

 

実際の仕事の場では、室内での世話はもちろんのこと、飼い主に代わりペットを屋外へ連れ出すこともあるので、しつけのテクニックも必要とされます。また、フランチャイズチェーンで加盟にあたって所定の講座受講を条件としている場合もあり、講座終了と同時に資格が付与されることもあります。

 

資格自体の難易度は高くないので、テキストを十分理解し、犬の扱いに慣れる事で取得が可能です。また、受講期間も数週間〜一ヶ月程度と短いので、転職や独立開業を早期に予定している場合にも最適です。

 

 

 

ペットシッターの給料や年収は?

 

ペットシッターの資格を取得した場合、ペットホテル、ペットシッター派遣会社への登録などが一般的な働き方です。

 

ペットシッターとして独立開業する場合には、料金の相場が30分〜一時間で1000円程です。その上で、サービス内容によって、飼い主と相談のうえで料金や訪問頻度を決めるようになります。

 

収入は繁忙期、閑散期で波があり、不安定な面もありますが、個人の努力次第で顧客を増やし、サービスの内容を充実させることが出来るやりがいのある仕事です。この仕事で成功し、安定した収入を得るためには、「顧客の固定化」と図ることと、繁忙期をいかにスムーズに運営するかが鍵になります。

 

顧客の固定化とは、自宅訪問型のサービスのため、顧客との信頼関係の構築と困った時に気軽に依頼出来るフットワークの軽さがポイントです。大型連休や年末年始などの繁忙期は予約が殺到しがちですが、工夫をし、予約を断ることの無いように取り組みましょう。

 

 

ペットシッターの資格は、こんな人におすすめ

 

ペットシッターの仕事は、飼い主の代わり大切なペットの世話を代行する仕事です。仕事を長く続け、安定した収入を得るためには、飼い主の信頼を得ること、要望を的確にヒアリングし、丁寧に実行することが大切です。

 

時には、プロの目で見ると飼育環境やしつけの度合いについて意見してしまいたくなることもありますが、あくまでも「代行」という立場であることを忘れてはいけません。

 

この資格、仕事に向いている人は、スケジュール管理がしっかりとでき、約束を守る責任感があり、飼い主とのコミュニケーション能力に長けている人です。

 

飼い主がペットシッターを依頼する場面は、旅行や出張、法事など大切な用事があるものです。一旦引き受けた仕事は責任をもって実行することが必須となります。

 

また、同エリア内で同じペット関連業務に携わる人と交流をもっておくと、万が一自身が体調不良になった場合などに代行を依頼することも出来るので安心です。

 

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