美容鍼灸師になるには？年収や資格、求人について

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鍼灸師は体力的な負担が少なく、また経験を積んでいくことで技術を高めていくことができるため、年齢を重ねながら長く活躍していける資格です。美容鍼灸は、美肌づくりやアンチエイジングへの関心の高まりとともに注目されている分野です。

 

独立開業の際にはこうした得意分野を持っていることが大きな力となります。近年は男性顧客が増加しているため、今後は男性の美容鍼灸師へのニーズも高まるでしょう。

 

 

主催団体	美容鍼灸の会「美真会」
受験資格	条件（はり師・きゅう師の両資格の取得、所定の養成講座修了など）を充たした上で、美真会実施の認定試験支援プログラムで学ぶ
取得期間の目安	1年（認定試験支援プログラムの受講期間）

 

 

 

 

美容鍼灸師ってどんな資格？

鍼灸は東洋医学に基づく伝統的な治療法。肩こり・腰痛から心の病気など対象は幅広く、美肌や痩身といった美容の悩みにも対応する。美容鍼灸師は特に専門技術を認定する資格。鍼灸治療と美容鍼灸の普及活動を行う美真会が主催する。

 

資格取得のための勉強の方法は？

まず、国がしている専門学校などで3年以上学び、試験に合格してはり師・きゅう師の国家資格を取ることが必須。並行して在学中に美真会の所定の養成講座を受講し、国家資格を取得後、美真会が実施する認定試験支援プログラムで学ぶ。

 

美容鍼灸師の稼ぎやすさは？

美容鍼灸をうりにする鍼灸院が増えている今、資格取得のニーズは増加中。このほか、整骨院や病院、エステティックサロン、リラクゼーションサロンなど、活躍の場は幅広くあります。経験を積み、独立開業して自分の治療院を開く人も多い。

 

 

美容鍼灸師として働いている人の口コミ

 

美容鍼灸の技術は、はり師・きゅう師の国家資格取得のために学んだお茶ノ水はりきゅう専門学校で身につけました。美顔の灸では、顔に灸をすることにより、しわやたるみを改善する効果が期待できます。大切な顔に灸を刺すので高い技術が必要ですが、実習授業や自己練習を重ね修得しました。

 

前職はカメラマンとして働いていましたが、「長く続けていく自信がない」となあy未、鍼灸師への転職を考えました。以前から鍼灸治療院で施術を受けていて、体調不良の改善に役立てていたので、やりがいを持って働ける仕事だと感じていました。
年齢の不安はありましたが、専門学校夜間部で3年間学び42歳で国家試験に合格しました。今は学校の付属治療院で勤務しています。

 

施術後、小顔になった、若返ったみたいと喜んでもらえることが最高に嬉しいです。また、経験を積みながら成長していけることにもやりがいを感じています。

 

 

美容鍼灸師について学べるスクール

 

お茶の水はりきゅう専門学校

はり師きゅう師学科

【期間】4月入学　3年間（昼間部・夜間部）
【日時】月〜金13：30〜16；40（昼）、18：00〜21：10（夜）
【費用】入学金：40万円、受講料・授業料：90万円、その他：30万円（設備費、実習費）
※初年度納入金。分割可

 

 

コース内容

現代・中医学・伝統鍼灸をバランスよく学習します。1年次は基本の知識・操作、2年次は治療方法を学び、3年次には実践的な臨床を体験。美容鍼灸の知識と技術も併せて習得できます。

 

 

 

 

ポイント

西洋医療が主流の今、各自の体質に合わせて自然治癒力を引き出し、健康維持をサポートする鍼灸治療への期待が高まっています。そのため、「はり師・きゅう師」国家資格へのニーズもアップ。中でも国家資格＋美容鍼灸のスキルを持つ「美容鍼灸師」が注目を集めています。冷え症や不妊症など女性特有の身体の不具合だけでなく、美容面でも効果が期待できると人気の美容鍼灸を身につけ資格を取得することで活躍の場が広がります。

 

 

毎年、鍼灸治療院やデイサービス・リラクゼーション経営会社といった多彩な企業を招き、就職説明会が開催されます。さらに個別の就職相談などの手厚いサポートで、就職率100％を達成しているのも魅力です。加えて鍼灸治療院見学などで独立開業も支援してもらえます。卒業後でも附属治療院で鍼灸施術の指導を受けながら臨床スキルを磨けるほか、実習室の開放などでサポートもあります。

 

 

はり師・きゅう師学科には、昼間部・夜間部があり、社会人学生が多いのが特徴です。現代・中医学・伝統鍼灸をバランスよく学べるカリキュラムに美容鍼灸が組み込まれ、「はり師・きゅう師」と「美容鍼灸師」の資格取得を目指せます。