看護助手に資格は必要?求人、仕事内容、給料を知りたい!
看護助手とは、名前の通り看護師の業務をサポートする役割を担うということが業務です。医療行為は行うことができないため、医療行為以外の業務で、看護師のサポートを行います。
看護師がきちんと看護師としての医療行為に集中できるように、医療行為以外の部分から看護師をしっかりサポートするというとても重要な役割を担います。
具体的にどのようなサポートを行うのかというと、使用した器具の洗浄や、器具などの減菌業務、器具の管理、患者の方の補助や事務補助などがあります。
もちろんその場所やサポートを求めている看護師により業務内容にも違いがありますが、どれも重要な業務であることには変わりありません。
主な求人は、病院などの医療機関などをはじめとした場所が看護助手の就業先となっています。
看護助手に資格は必要?学校や費用について
看護師は当然ながら資格が必要ですが、看護助手は資格が必要ないと言われています。
しかし、所定の看護助手に関する講座を修了すれば、「看護助手認定資格」が取得できます。この資格を取得し、看護助手として働く方がより働きやすくなります。
いきなり看護助手として働くよりは、この資格を取得している方がある程度知識を得て働くことができるのでスムーズに業務を行うことができます。
この看護助手認定資格は、スクールで4か月ほど通い取得を目指す方法や通信講座を利用して取得する方法があります。
どちらもおよそ5万円以内で取得することができますが、スクールよりも通信講座の方が費用的には安く取得を目指すことができです。
看護師の補助といっても実際に医療現場で働くわけですから、勉強をする上でも、実際の現場の動きを理解しておくことも大切ですよね。
このため、特に勉強方法としては、医療現場でどのような行動をとる必要があるのかなど、実務に対しても勉強しておく必要もあると言えます。
看護助手の年収や給料は?
看護助手認定資格があることにより、よりスムーズに看護助手の仕事に取り組むことができるようになります。
気になる年収は、200万円台後半が平均です。実際に働く医療機関などによってもかなり違いはありますが、正直、あまり高いと感じない方もいるかもしれません。
看護師と比べてみるとやはり医療行為を行うことができず、医療行為以外で看護師の助手としてサポートする役割を担うので、この辺りはどうしても差が出てしまうのが現状なのでしょう。
看護助手をきっかけとし、より医療行為をするという立場から人の役に立ちたいという気持ちが出て、看護師を目指す方もよくあるケースです。
看護助手がきっかけとなり、看護師としてスキルアップを目指すことで年収アップにもつなげることができるのではないでしょうか。
「看護助手認定資格」は、こんな人におすすめ
看護助手に国家資格はないものの、「それでも人の役に立ちたい!」と考えている方や看護師のサポート業務を務めたいと思っている方に「看護助手認定資格」はおすすめです。
看護助手として仕事を始める際には知っておきたい知識を学ぶことができるので、スムーズに仕事を進めることができ、受講者自身にとってなにより有益な情報を学べます。
また、看護師という仕事に興味があるが、自分に向いているのかどうかが気になるという方も、看護師の前に看護助手で看護の一部を学んでみるのも良いかもしれませんね。
人の役に立ちたいという気持ちを持っている方で、看護助手という仕事に興味があるのなら、「看護助手認定資格」を取得して、実際に看護助手として働いてみるのも良いのではないでしょうか。
人手不足が嘆かれている医療現場で、自分が看護助手として人の役立てることができるなんて素晴らしいですよね。