トリマーになる資格は?年収や給料、求人について

トリマーになる資格は?年収や給料、求人について

 

業務内容

ペットのシャンプー、カットや爪切りなどのお手入れを行います。トリミングショップ勤務の場合は、一日に3〜5頭ほどの作業を担当します。担当する犬種はダックスやチワワなど比較的短時間で完了する作業から、プードルなどのように3〜4時間作業にかかる場合もあります。

 

また、大型犬を担当する場合もあり、業務内容はそれなりの体力が必要になります。また、サービス業のため土日、大型連休、年末年始が繁忙期となります。

 

主な求人先

トリミングショップ、ペットショップなどの店舗勤務のトリマーから、個人で独立開業し自宅開業をするスタイル、ドッグショーへの参加を目指しトリミングを担当する場合は、専門学校の講師などの進路があります。

 

また、トリマー資格取得の上で、動物病院に勤務し、看護師兼トリマーというスタイルも一般的です。

 

 

 

トリマーになるには必要な資格は?

 

資格取得は、専門学校への進学、通信講座の受講、専門店への就職による実地などの方法があります。

 

専門学校の場合、2年制の通学式から、フリータイム制、夜間通学制などそれぞれの生活や経済状況に応じて様々な選択が可能です。

 

通信講座の場合、実技のカリキュラムはDVDの視聴やモデルとなるぬいぐるみのカットなどで行われます。

 

専門店への就職の場合、実際に勤務を続けながら見習いとして先輩トリマーから実技指導を受け、技術の習得を目指します。

 

トリマーの資格は民間団体の認定資格のため、就職にあたって特定の資格取得の必要性はありません。しかし資格を保有しているということは、専門的な学習を終えてきたという証でもあるので、就職や転職にあたっては資格保有が有利と言えるでしょう。

 

ドッグショーへの参加や高度な技術の習得には、JKC主催の資格取得試験を受験する事をおすすめします。

 

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トリマーの年収や給料は?

 

この資格を取得する事で、トリマーとして一人前と呼ばれるほどの仕事が出来るようになり、トリミングショップ勤務の場合で平均月収は15〜18万円程です。店長やマネージャー、技術指導者として勤務する場合は20〜25万円程が平均的な年収の目安です。

 

社会保険などの保証制度への加入は個人経営のトリミングショップの場合、制度が整っていない事が多く、国民年金への加入が一般的です。

 

また、資格を生かしてトリミング専門学校の講師という進路もあります。この場合も常勤の場合で20〜25万円程が年収の相場です。

 

自身に固定客が多数つき、独立開業を果たした場合、自身の頑張り次第で収入を倍増させる事や複数店舗の経営、ペットホテルなど関連サービスの提供で収入を増やすことも可能になります。また、個人での開業の場合、ドッグフードなど物販を行い収入を増やすことも可能です。

 

 

トリマーは、こんな人におすすめ

 

トリマーの仕事 は、気力、体力の双方が必要とされる仕事です。プードルなど難易度の高い作業を担当する場合、作業時間が2〜3時間と長くなるので体力と集中力をきらさないように気を付ける必要があります。

 

また作業は大きなハサミを使用するので、ペットを傷つけてしまわないように細心の注意を払う必要があります。また、ペットの中には、トリミングが嫌い、身体に触れられるのは苦手、他の犬猫が苦手という性格もいて、必ずしもトリミングテーブルの上で静かに過ごせるとは限りません。

 

時には、仕事中に苛立ちを覚えることもあります。しかし、どのような場面においても冷静さを保ち、丁寧な仕事を行う事、安全を第一に考えなければなりません。このような気質を持つ方が根気、冷静さ、体力を必要とするトリマーという仕事に向いているといえるでしょう。

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