証券アナリスト資格の試験や難易度、独学での勉強法は?

証券アナリスト資格の試験や難易度、独学での勉強法は?

証券アナリストは、株式や債券などさまざまな証券への投資に関する専門家です。資格試験では、国内や世界の経済動向と個別の企業の経営城虚湯を同時に分析するための知識や理論、スキルを幅広く問われます。

 

そのため、証券会社や銀行などの金融機関や企業の購買部、財務部門はもちろん、法人を顧客とする営業部門まで幅広く活用することができるのが特色です。試験に合格し、3年以上の実務経験があれば協会の検定会員(CMA)として認定されます。

 

 

 

 

主催団体 公益社団法人 日本証券アナリスト協会
受験資格 協会が実施する通信講座(1次レベル・2次レベル)で学んだ後、それぞれ試験を受ける。
取得期間の目安 2年〜3年

 

特徴・ポイント

  • 経済・証券・財務分析など金融全般の知識を学べる資格!
  • 年収アップを目指せる!一般企業でも広く役立つ資格!
  • 就職活動でも大きな武器になり有利になる!

 

 

 

証券アナリストってどんな資格?

経済や産業の動向などを把握し、証券分析やポートフォリオ(投資配分)の設計、投資価格を算出します。投資の助言や投資運用のサービスを提供するのが証券アナリストです。金融機関に限らず、企業の購買部や財務、IR部門など活躍の場が広がっています。

 

資格取得のための勉強の方法は?

日本証券アナリスト協会が実施する通信講座を受講します。受講期間は1次レベル・2次レベルともに8カ月です。合格までには、最短でも2年の勉強が必要です。ほかに初歩・入門向きの「基礎講座」もあります。

 

証券アナリストの稼ぎやすさは?

証券アナリストはもとより、金融期間等に所属するファンド・マネージャー、投資アドバイザーなど、専門知識に特化した職種が増え、活躍の場は拡大しています。一般企業の財務、IR部門で働く人もいる一方で、評論家として活躍する人もいます。

 

 

証券アナリストとして働いている人の口コミ

経理と財務の関連を学べる資格。資格取得で数字への苦手意識がなくなり見える世界が変わりました

 


社内研修に組み込まれていた証券アナリスト講座で証券分析と財務分析を学びました。金融について全く知識がなかったので、徹底した反復復習学習を行いました。回数を増すごとに2次曲線的に理解が深まり、面白くなりました。社会人が忙しいのは当たり前なので、忙しさを言い訳にしないことを心に決めて勉強していました。その結果、1次試験、2次試験と続けて合格し、スタートから2年で検定会員に認定されました。

 

現在は、財務部で働いています。資格を修得したことで数字に対する苦手意識がなくなりました。数字を通して見る世界はこれまでとは違う景色で新しい可能性を感じています。いつかは関係会社のCFOになって、現場で経営に携わるのが夢です。営業部で培った泥臭いビジネス感覚と自己研鑽してきた数字感覚を融合させて最前線で活躍したいです。

 

 

証券アナリストについて学べるところ

資格の学校TAC(タック)

【期間】7月開講予定 前77回予定 約9カ月 2.5時間/回
【日時】9:00〜11:30、12:30〜15:00
※各教室の開講曜日・時間は資料をお取り寄せ
【費用】入学金:1万円、授業料:20万円 教育訓練給付制度対象コース
再受験割引制度あり

 

 

コース内容

証券アナリストの1次試験科目「証券分析」「財務分析」「経済」の各分野のスペシャリストが初学者にもわかりやすくかつ効率よく講義。本試験の出題傾向もふまえ、頻出の単元には時間を割き重点的に解説します。本試験マジカの直前期では演習を中心に得点力を養うとともに、全国公開模試で実力を測り、本試験までの期間に苦手克服や重要ポイントの復習に活かします。

 

 

ポイント
金融業界にとどまらない証券アナリストの活躍の場

証券アナリストとは各種証券に投資する際に、投資対象の調査・分析・投資情報の提供や推奨、パフォーマンスの評価等をを行い、証券投資の意思決定プロセスに関与するプロフェッショナルです。分析や調査、評価等のスキルを駆使できる証券アナリストの活躍の場は銀行、証券会社等金融業界だけにどどまりません。メーカー、一般企業のIR部門、不動産、総合商社、シンクタンク等幅広い業種で活躍を目指せます。

 

試験傾向に熟知したエキスパートが合格に導く

証券アナリスト試験は1次・2次と2段階の試験に合格する必要があります。1次は学問的要素を含めた基礎理論の把握、2次は1次を基礎とした発展問題が出題されます。各試験に対応するための学習範囲が広範囲なため、効率の良い学習が合格の必須ポイントとなります。TACでは試験傾向を熟知した講師陣が、自らの受験経験や長年の受験指導を踏まえ、合格のためのノウハウを余すことなく提供しています。

 

最新の試験傾向を網羅した各種オリジナル教材

TACの教材は以下の方針で編集されています。
・試験に直結した内容であること
・出来る限り図式化して視覚的に理解しやすいレイアウトにすること
・インプットとアウトプットを効率よくできるツールであること
毎年の試験傾向の分析結果から重要ポイントを盛り込んだオリジナル教材は、TAC渾身の策です。効果的に学習を進めるためには優れた教材が欠かせません。

 

 

出席できなかった講義は振替受講や個別DVDでフォロー

TACの通学講座の場合、直接講師から講義を受ける通学講座と自分のスケジュールに合わせて受講できる個別DVD講座があります。もし、受講中にクラスに参加できなかった場合も、教室講座では時間や受講場所も選べる振替受講、欠席した授業をDVDで学習する個別DVDフォロー(有料)、一度受講した講義を再受講できる重複受講等の制度があります。