アイリストになるためには?資格、検定、求人、給料について

アイリストになるには?資格や仕事について

 

アイリストは、まつ毛ケア全般のプロフェッショナルです。美容業界の比較的新しい分野で、世間の認知度はメイクアップアーティストなどに比べるとまだ低いですが、若い女性を中心に、近年需要は伸びており、これからも需要は伸びていく注目のお仕事です。

 

目元に施術を行うため、より高い技術が求められます。目はとてもデリケートな部位なため、施術前にはクライアントとの綿密なカウンセリングを行うことが重要です。こうしたカウンセリングを事前に丁寧に行った上で、まつ毛のエクステやまつげカール、まつ毛パーマを施し、クライアントのニーズを叶えます。

 

薬剤を用いる場合も有り、高い専門性が必要です。クライアントに直接施術するほか、薬剤を発注したり、ピンセットなど必要な道具のメンテナンスを行うことも大切な仕事です。アイリストは「目元」に特化した美容の専門家です。確かな技術を持ち、安全に施術を行うことが求められます。

 

 

 

 

アイリストになるには?資格、検定、スクール

 

アイリストになるには、美容師の専門学校を卒業した後、美容師の国家資格に合格し美容師免許を取得する必要があります。

 

ただし、美容師学校ではヘアメイクの勉強が中心になるため、資格取得後に美容サロンなどで先輩にまつ毛ケアに関する技術指導をしてもらい、アイリストになるための専門知識やテクニックを習得する必要があります。

 

美容師の専門学校では2年間(通信課程では3年以上)修行します。学費は、通信課程では年間50万円以下の学校もありますが、2年制の美容学校では年間100万円を超えるところが多いでしょう。

 

アイリストの専門スクールもあり、必要な修行時間は数時間〜150時間程度、必要経費は十数万円〜50万円以上と幅があります。将来、独立開業しサロンを開きたい、より高い技術を習得したいという人がこういったスクールに通うことが多いようです。

 

 

アイリスト資格取得での求人や給料

 

最近では、美容室でもまつ毛のメニューを取り入れているところが増えています。アイリストの活躍の場は幅広く、そういった美容室をはじめ、近年増加しているまつ毛エクステ専門サロン、ヘアケア、ネイルケアなどをトータル的にプロデュースするトータルビューティーサロンなどが挙げられます。

 

また、独立開業し自身でサロンを開業して活躍する人も増えています。

 

「目元」は、人に最も強い印象を与えます。そのため、「目元」へお金をかけ、「美」を求める女性は年々増えています。アイリストはそういった女性(時には男性)の願いを叶えるエキスパートです。

 

今後ますます専門サロンが普及していくと考えられ、需要は伸びていくでしょう。アイリストはクライアントときめ細かなカウンセリングを元に施術を行う必要があるため、施術後には、「理想通りになって嬉しい」、「生まれ変わったようだ」といった喜びをより濃厚に共有できることでしょう。

 

 

アイリストはこんな人におすすめ

 

まつ毛エクステやまつ毛パーマなど、まつ毛ケアにお金をかけ、専門サロンに通う女性は、美意識の高い人が多いです。

 

中には、まつ毛に悩みを抱えている人もいることでしょう。そういったクライアントの悩み、ニーズに的確に応えるアイリストは、人と悩みや喜びを共有することに高い価値観を持てる人が向いています。もちろん、美意識の高い人、おしゃれを楽しむことが好きな人にアイリストのお仕事はおすすめです。

 

また、目元という繊細な部位を扱うので、手先が器用な人は向いています。目元に薬剤を使用することから、慎重に作業をこなすことができる人も向いているでしょう。

 

そして、時代の流れを常に追いもとめる探求心や好奇心、向上心もアイリストとして働くうえで大切な要素です。美容業界の中でも、より専門的にクライアントと関わりたいと思える人にアイリストはおすすめです。