ペット販売士ってどんな資格?通信講座や給料などについて

ペット販売士ってどんな資格?通信講座や給料などについて

 

業務内容

ペット販売士の資格はペットショップで販売される子犬の関する専門的な知識を身に付け、購入者の要望や生活環境、飼育経験などをヒアリングしたうえで、最適なパートナーを提案する仕事です。

 

さらに、購入後にペットとの生活をスムーズに始めることが出来るように飼育にあたってのアドバイスも行います。

 

ペットを飼うということは10年、15年先まで考える必要があります。また、ペットショップへ来店する顧客の全てがペット飼育経験者ではありません。適切なアドバイスを行う事は、飼い主にも、ペットにも明るい未来をもたらすための大切な仕事です。

 

主な求人先

ペット販売士の資格は、ペットショップやブリーダーなどで生かすことが出来ます。顧客と直接話をする機会が多いので、様々な情報共有が必要とされ、また日々ペットと触れ合うことができるやりがいのある仕事です。

 

また最近では、しつけ教室にペット販売士を常駐させ、多頭飼いの関するカウセリングや初めてのペットを購入する前段階でのセミナーなども開催されています。

 

 

 

ペット販売士の資取得格の通信講座や学校は?

 

ペット販売士の資格取得は、通信講座の受講が一般的です。受講期間は一カ月〜半年程と比較的短期間で、費用も数万円程と比較的低予算での取得が可能です。

 

この資格は、実際の販売の場面で必要とされる知識を中心に学習をします。そのため、ペット業界への就職を希望しているものの、別分野の専門学校を卒業予定の場合や異業種からの転職などの際に取得を目指す方が多く見られます。

 

また、すでに販売の仕事に携わっている方でも、自身の専門性を高め、顧客からの信頼度を高めることを目的として資格取得をされる方もいます。

 

ペットの販売においては、担当者の知識レベルや情報の信ぴょう性が度々問題視されることもあります。そのため、きちんとカリキュラムを修了し、正しい知識を習得していることは、仕事の面でも大変重宝されるのです。資格取得にあたって、特段の要件が定められていないので、いつでも、だれでも、取得を目指せる資格です。

 

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ペット販売士の給料は?

 

ペット販売士の資格を取得し、ペットショップへ就職した場合主な仕事内容は「子犬、子猫の販売」となります。平均的な給与待遇は月収15〜18万円程度です。店長やマネージャー職の場合、月収が20〜25万円程になることもあります。

 

また、店舗によっては、販売したペットの価格から算出した歩合給が別途加算されることもあります。販売にあたっては、専門的な知識を持っていること、顧客のニーズを見極めベストマッチなペットを提案出来ることも大切なスキルです。

 

単にペットが好きという想いだけでは、成約には結び付きません。そのため、有資格者である事は仕事の面で多いに役立つといえます。

 

またペットショップはサービス業のため、勤務時間は朝10時〜夜8時、土日出勤となる事が一般的です。平日の閑散時の休暇を取得し、休日が多忙になるというサイクルです。ブリーダーの場合、子犬の販売価格から経費を差し引いた分が収入となります。

 

 

ペット販売士の資格は、こんな人におすすめ

 

ペット販売士の仕事は、ペットと飼い主の相性を見極め、ベストな組み合わせが成立する段取りを手助けする仕事です。

 

ペットの犬猫にはそれぞれの犬種、猫種が本来持つ特性があります。また飼い主の生活環境やサイクルも多様化しています。その両方の条件をしっかりと検討し、ペットが寿命を迎えるまでお互いが幸せに暮らせるよう考え提案する必要があります。

 

この資格、取得に向いている人は、学習意欲が豊富で、新しい知識や情報を集めることが好きな人です。ペットの種類だけでなく、しつけの手法、新商品の情報、将来の医療についてなど飼い主の一歩先を行く情報を提供する必要があるからです。

 

その上で、丁寧な接客、言葉遣い、正しい情報を常に心がける必要があります。ペットの購入の決め手は決して価格だけではありません。接客担当者とのやり取りが決め手となることも多いにあります。

 

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