インテリアコーディネーターになるには?難易度や合格率
インテリアを中心に住宅の構造や製図、資材の手配、施行と言った工程全般などについて、インテリア業界に深く関わる知識が広く問われる資格なので、未経験者が自信を持って業界への転身をめざすには最適な資格です。
また、資格取得後は定期的に行われる協会主催のセミナーや展示会に参加できるため、最新の動向を無理なくキャッチしたり人脈を広げたりすることもでき、スペシャリストとして長く活躍していくにも効果的といえるでしょう。
主催団体 | 公益社団法人 インテリア産業協会 |
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受験資格 | 学歴や年齢などの制限は一切なし |
取得期間の目安 | 約1年 |
特徴・ポイント
- インテリアの現場では必須の資格
- 未経験から短期間でプロへと転身が可能
- 資格取得によりお客様の信頼が得られる
インテリアコーディネーターってどんな資格?
家具や照明、カーテンなどをコーディネートし、住む人のニーズに応じた住空間を作るスペシャリストの資格。インテリアと住宅構造の知識を駆使してプランを作り、動線や雰囲気、予算と言ったクライアントの要望を叶えるのが仕事です。
資格取得のための勉強の方法は?
試験は合格率24.5%(14年度)。2次試験のプレゼンは課題に沿ってインテリア計画を立てて図面に起こすもので、製図の知識も求められます。合格者の約3割は業界未経験者で、スクールなどでしっかり対策をすれば十分合格がめざせます。
インテリアコーディネーターの稼ぎやすさは?
有資格者は独立・フリーのインテリアコーディネーターとして、モデルルームや住宅・店舗の内装を手掛けるほか、モデルルームなどでの内装提案・家具や雑貨のショップスタッフとして専門性を発揮することができます。
インテリアコーディネーターとして働いている人の口コミ
資格取得で自信をもって提案できるように!
海外インテリアの輸入代理店で働いていましたが、あるとき女性インテリアコーディネーターの仕事を目にし、その姿がとても素敵で「私もインテリアをコーディネートしてみたい」と思うようになりました。資格がなくてもコーディネートの仕事はできますが、一方で業界では「資格は持っていて同然」と考えられています。自信を持って仕事をするためにも資格は必要であると考えました。
私の場合は、前職でCADで製図をしたり、現場を見たりする機会があったので独学でも何とかなりました。しかし、そうでない場合は独学では難しいと思います。参考書や過去問題集を何冊も購入し、仕事後の夜に勉強し1年後に試験に合格しました。未経験の方が資格をめざすならスクールで学ぶことをおすすめします。
資格がなかったときに比べると自信を持ってプランを提案できるようになったと思います。自分のコーディネートによって、お客さんが笑顔になったりモデルルームの契約数が動いたりするのが、本当に嬉しくやりがいになっています。
未経験からインテリアコーディネーターに転身
レストランやバーで過ごす特別な時間に魅力を感じ、そんあ空間を生み出す側になりたいと転身を目指しました。未経験の業界だったので、まずは履歴書を書いてアピールできる資格が欲しかったので、インテリアコーディネーターの資格を取得しようと思いました。
仕事と両立しながらスクールに通い、インテリアの専門知識や製図のスキルを勉強し、インテリアコーディネーターの資格に合格しました。現在は独立し、さまざまな飲食店の店舗デザインを手がけています。
インテリアコーディネーターの資格が取得できる学校
リカレント
未経験から資格取得を!インテリアコーディネーター資格合格保証コース
【期間】入学随時 4〜7ヶ月 90時間 36回 2.5時間/回
【日時】平日昼間/平日夜間/土or 日クラス
※振替受講可。合格保証あり。教育訓練給付対象。
【費用】入学金:3万2400円、受講料・授業料:30万240円、その他:2万1600円
※各種カード利用・分割払い可能
コース内容
初心者対応プログラム。インテリア業界の登竜門で就職・転職活動に有利な「インテリアコーディネーター資格(1次)」
取得と、インテリアコーディネートスキルの修得を目指すコース。インテリア計画、プレゼンボードの作成を通じ、コーディネートスキルを修得する。「インテリアコーディネーター1次試験」には合格保証制度つき。
ポイント
インテリアコーディネーター資格の合格率は76.2%。90%が初心である中、抜群の合格率です。出題傾向を精査・分析して改訂されれうカリキュラムやオリジナル教材、本番さながらの模擬試験等が高い合格実績の理由です。「合格保証制度」により、不合格でも翌年の資格対策強化を無料で再受講できるのが魅力です。
現場のデジタル化に対応して、最新のインテリアCAD&3DCG教育を提供しています。授業ではソフトの操作から、平面図・3Dデータ作成、プレゼンボードの表現技法までを学びます。また、プランニングの実践を行い、実務で必要とされるスキルを修得できるほか、業界注目の照明・商空間・リノベーション等のカリキュラムも充実しているので初心者でも安心して学べます。