介護福祉士の資格取得費用や仕事内容、年収は?

介護福祉士の資格取得費用や仕事内容、年収は?

介護福祉士について、
仕事内容や年収、就職先、資格取得の勉強法や費用をまとめました。

 

 

 

介護福祉士の資格取得でどんな仕事ができるの?

 

介護福祉士は、主に高齢者・障がい者など、
身体的または精神的にハンディのある人に対して日常生活のサポートをする仕事です。
運動・食事・排泄・入浴・衛生管理など、
様々な面から専門的な知識を持って介助を行います。

 

また、身体的なサポートに加え、
利用者のために介護のための計画書(ケアプラン)を作成したり、
家族からの介護相談を受けたりすることも介護福祉士の仕事です。

 

高齢者や障がい者を介護する仕事ですので、就業先はそれにかかる場所となります。

 

高齢者

特別養護老人ホーム、デイサービス、グループホーム、利用者の自宅など

 

障がい者

障がい者施設、福祉ホーム、利用者の自宅など

 

その他にも、高齢者・障がい者が利用する施設はいくつかあります。
高齢化や国の福祉事業推進の流れに伴い、介護福祉士の需要は高まっています。

 

 

介護福祉士の資格取得にかかる費用・時間・勉強方法など

 

介護福祉士資格の取得方法としては、主に4つのルートがあります。
取得にかかる費用の概算も付け加えておきます。

 

実務経験ルート

介護の実務経験が3年以上かつ実務者研修を修了し、国家試験を受験。
実務者研修の費用は、2万円〜15万円程度です。
介護系の資格の有無で費用に大きく差があります。

 

福祉系高校ルート

国が定めた福祉系高校を卒業し、国家試験を受験。
学費を除けば、おおむね試験費用のみで取得可能です。

 

養成施設ルート

介護福祉士養成のための施設を卒業することで、資格取得ができるルート。
(2022年より国家試験の受験が義務化される方針)
養成施設は大学や短大などの機関ですので、200万円〜400万円の費用がかかります。

 

それぞれに共通するのは「国家試験の受験」です。
受験にかかる費用は13,140円、試験内容は筆記試験と実技試験があります。(平成28年度現在)

 

 

介護福祉士の資格を取得するメリットや年収は?

 

介護福祉士は国家資格であるため、福祉業界で働く上では、
「専門知識と技術を持っている証明」として扱われ、待遇面で優遇されます。
この点は、資格取得の大きなメリットの1つでしょう。

 

たとえば、元々介護施設で働いている人が在職中に資格を取得することで、
給与が大幅にあがるケースがあります。
介護福祉士の平均年収は250万円〜450万円で、
他の業種に比べるとまだまだ低いですが、高齢化から将来性は期待できる仕事です。

 

 

専門的な役職への登用や管理職への昇進なども期待でき、
介護福祉士としての活躍の場が増える可能性もあります。
福祉業界でのキャリアアップを目指している方には是非持っておきたい資格だと言えます。

 

さらに介護福祉士資格保有者は、ケアマネージャー、社会福祉士の資格を取得する上で、
試験内容が一部免除されるなどの優遇措置があることも大きなメリットでしょう。

 

 

介護福祉士は、こんな人におすすめ

 

介護福祉士は介護の知識はもちろん、
医療の知識や高いコミュニケーション能力も必要な仕事です。
では、どのような人におすすめの資格なのでしょうか。

 

  • 将来、介護業界で働きたいと考えている
  • 介護の仕事でキャリアアップを目指している
  • 介護業界への転職を真剣に考えている
  • ケアマネ、社会福祉士の資格取得を目指している

 

 

自己啓発や趣味の範囲で取得するには、
試験の難易度や費用の面で少し負担が大きいと言えるかもしれません。

 

「介護福祉士として働きたい!」「資格を取得してもっと社会貢献がしたい!」
という強い想いを持っている人が目指したい資格、と言えるでしょう。

 

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