カラーコーディネーターは独学でもOK?難易度や仕事、求人
洋服やメイクなどのファッションをはじめ、家具、商品、建築など様々な商品や空間の配色についてコーディネートするのが、カラーコーディネーターの仕事です。
色彩が人に与える心理的な影響は大きく、カラーを少し変えることでイメージは大きくことなります。カラーコーディネーターは、色彩がもつ特性を活かして、商品に合った色彩や配色をコーディネートします。
ファッションやインテリアをはじめとした様々なモノづくりに対する商品の企画や、建築関係でデザインを考える際などにカラーコーディネーターの資格は非常に役立てることができます。
このように、業務内容を見ても、業界を問わず様々な分野で役立てることができるわけですから、カラーコーディネーターは幅広い分野で活かすことができる魅力的な資格です。
主な求人、就業先としては、アパレルやインテリアなどのショップ関連、広告代理店などがあり、カラーコーディネーターとしての資格を活かすことができる場所はたくさんあります。
それ以外にもデザイナーなど、様々なクリエイティブな場においても、色彩のバランスはとても重要な部分でもあるため、重宝されるのではないでしょうか。
カラーコーディネーター資格は独学でも取得できる?難易度や合格率など
カラーコーディネーターは3級・2級・1級があり、受験手数料も級により違いがあります。(ちなみに3級は5,250円、2級は7,340円、1級は9,440円)。
2016年の合格率は、3級 60.9%、2級 49.7.4%、1級 22.4%となっており、級があがるにつれ、難易度が高くなっています。
資格取得のための勉強方法はカラーコーディネーターの講座コースのある資格スクールに通い、授業を受けて学ぶ方法、通信講座を利用する方法、自分での独学で資格取得を目指す、という方法があげられます。
スクールや、通信講座を利用した際には、数万円前後は費用が発生します。(もちろん、それぞれのスクールや、通信講座によって違いはありますが。)
費用からみると、独学がやはり最も費用を抑えて取り組むことができる勉強方法となるのですが、やはり独学ではスムーズに勉強をすることができないという方もいるかもしれませんね。
勉強時間は、通信講座では半年間という期間が設定されていたり、スクールでも級により授業の時間数が異なるなど、実に様々です。
特に、独学は自分が普段1日でどのくらい勉強に時間を費やすことができるかによって違いが出てくるともいえるのではないでしょうか。
カラーコーディネーター資格による仕事の年収は?
カラーコーディネーターの資格の知識を活かし、様々な企画やモノづくりに対して色彩を生かすことができるようになるので、これにより自分のスキルアップにつなげることができます。
ヒット商品を作り出したなどの実績ができることにより、仕事に対しても良い結果を残すことができるようになるのではないでしょうか。
そんなカラーコーディネーターの資格を取得した際の平均年収はいったいどのくらいなのでしょうか?
当然ながら独立している人、会社に所属している人などといった様々な立場などにより違いもあるかもしれませんが、平均的に見て年収200万〜400万あたりが相場となっています。
もちろん、カラーコーディネーターの資格を活かし独立開業し、その業界で売れっ子になってしまえばさらに収入に対し期待をすることも可能です。
このことからも、実力や実績次第では、それなりの年収を狙うことも目指せるということが言える資格です。
カラーコーディネーター資格はこんな人におすすめ
カラーコーディネーターは、特にモノづくりに携わっている方におすすめすることができる資格です。
商品企画やデザインに関して言えば、ファッションはもちろんのことインテリアなど、実に様々な分野で欠かすことができない要素です。
また、このような仕事に対して役立てるという点だけではなく、ご自身でより色彩を活かし、充実した生活を送りたいと考えている方にもおすすめできる資格です。
自分のファッションコーディネートや、自宅でのインテアリアなどでの配色などにも役立てることができるので、より魅力的な生活を送ることができそうですよね。
このように私たちが生活していく上では、「色彩」はとにかく影響を与え、欠かすことができないものです。そういった点からも、この資格を活かす分野は、ある意味自分次第で無限大にあるといえるのではないでしょうか。