心理カウンセラーになるには?仕事内容や働く職場は?
心理カウンセラーは、悩みを持つ人のサポートをするお仕事です。
精神科医と異なりますので、薬を処方することはありませんが、
精神科医よりも相談がしやすいという人が多く、利用者から人気を集めています。
心理カウンセラーの主な仕事は、カウンセリングです。
つまり、相談者の悩みをしっかりと聞き、悩みを軽くすることが目的となります。
現在は悩みを持つ人がとても多く、自殺者も増えています。
そのような日本で心理カウンセラーは需要が高まっている資格と言えます。
学校から職場まで幅広い年代の人達がさまざまな悩みを抱えています。
悩みを一人で抱えて、精神病や体調を崩さないように、
相手の気持ちを考えてカウンセリングを行うことが大切です。
主な就業先としては、児童相談所、心身障害者施設、病院、
裁判所、企業の健康管理部門など幅広くあります。
条件や業務内容も異なりますので、興味をもった所を受けてみてください。
心理カウンセラーの資格取得にかかる費用や勉強方法は?
心理カウンセラーという資格は存在しませんが、
心理カウンセラーとして活動するうえで役立つ資格はたくさんあります。
その資格として、メンタルケアカウンセラー、臨床心理士、家族相談士、認定心理士、
学校心理士、産業カウンセラー、教育カウンセラー、学校心理士などがあります。
勉強方法としては通信でできる資格がほとんどのため、
忙しい方でも自分のペースで勉強を進めていくことができます。
勉強だけではなく、試験やレポートも通信で行うことができますので、
しっかりと計画をたてて行える方であれば、取り組みやすい資格といえます。
資格や個人のペースにもよりますが、約2か月で資格を取得できます。
資格を取得するための費用としては2万円〜5万円は必要です。
一例として、メンタルケアカウンセラーは、
39800円から資格取得ができますので費用もお手軽です。
心理カウンセラーの資格取得のメリットや給料などの収入は?
心理カウンセラーとして活動するうえで役立つ資格を取得することによって、
心理カウンセラーとしての活動の幅や年収など幅を広げることができます。
スクールカウンセラーを例にすると、時給が約5250円、
勤務校が1校の場合は年収180万円、
2校になると年収360万円、3校で年収540万円というのが平均的です。
一般的に掛け持ちできるのは2〜3校となります。
心理カウンセラーとしてだけでは、年収はそこまで高くはありません。
しかし、心理カウンセラーは、国家資格やそれに類する資格が多いことから、
収入は安定的に稼ぐことができます。
心理カウンセラーに役立つ、メンタルケアカウンセラー等の資格は
国家資格やそれに類することから、資格を取得することによって、信用度も高まります。
信用があると、心理カウンセラーとして企業や学校からの受け入れがされやすくなります。
心理カウンセラーの資格取得は、こんな人におすすめ
心理カウンセラーに向いている人として、
「相手の話に共感ができる」「自己分析ができる」
「適度な距離感を保つことができる」などがあげられると思います。
現代社会では、学校に通う子供から、
会社で働く大人までの幅広い年代の方が様々な悩みを抱えています。
そのような悩みを持つ人たちの話に共感して
悩みを解決するために取り組める人は心理カウンセラーに向いています。
他人の人生や悩みを他人事ではなく自分ごととしてとらえることができれば、
悩みを解決することに繋げられますので、
相手の事を思いやれる方にはオススメの資格と職業です。
また、何か悩んだ経験がある方にとっても向いている資格と職業です。
自分の悩んだ経験とその悩みを乗り越えられた実体験をもとに
カウンセリングを行うことで救われる方が大勢います。
ぜひ、カウンセリングに興味があるかたは資格取得にチャレンジしてみてください。