利酒師(きき酒師)の資格や試験、費用についてまとめました

利酒師の資格、費用、試験、通信講座、難易度などについて

 

 

 

お酒の種類や飲み方も多様化してる上、日本酒=和食と言う概念にとらわれず、様々な料理との組み合わせを楽しむ人が増えています。利酒師(きき酒師)は、日本酒のソムリエと言われる資格です。

 

飲食店では接客の際に利酒師(きき酒師)の資格を取得していることで説得力と信頼度が高まります。さらに見逃せないのが「人脈作り」の効果です。

 

業界内にとどまらず、日本酒の専門家としての効果は、コミュニケーションツールとして役立ちます。焼酎利き酒師と合わせて取得する若い人も増えているようです。

 

「大吟醸って値段が高いけど、何がすごいの?」
「冷酒と冷やの違いって?」
「ラベルに書かれている山廃ってどういう意味?」
きき酒師になれば、こんな質問にもスラスラ応えるようになれる!

 

 

主催団体 日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)事務局
受験資格 SSI主催の講習会、または各コースの受講を修了した成人
取得期間の目安 約1ヶ月(会場受講コースの場合)

 

特徴・ポイント

  • 日本酒の専門家として知識とスキルを証明!
  • 世界も注目!日本酒のソムリエ「利酒師」
  • 仕事にも趣味にも行かせる人気急上昇中の資格!

 

 

 

利酒師ってどんな資格?

日本酒の香りや味を理解し、飲み手の好みに合うお酒を提案するプロ。味を楽しんでもらう他、料理との組み合わせや飲み方の提案など、楽しい時間を過ごしてもらうためのトータルアドバイザーでもある。日本酒愛好家にも注目の資格です。

 

資格取得のための勉強の方法は?

日本酒サービス研究科・酒匠研究会連合会(SSI)で臨時開催する受験資格認定講習会、またはDVDによる在宅受講、全講義を4回に分けて受講する通学受講はそれぞれ終了後、試験を受験します。全6回の添削問題を提出する通信コースもあります。

 

利酒師の稼ぎやすさは?

酒販売店のほかレストランや日本酒バーなど、お酒を提供する場のほか、宿泊費や旅行代理店でも活躍できます。自分の店を開く場合には、必須の資格ではないものの、取引先などへの信頼度が高まり、交渉がスムーズに運びやすいメリットもあります。

 

 

利酒師として働いている人の口コミ

 

お酒好きはもちろん、素人でも取得可能な資格!

 


これまでは全くお酒は飲まなかったので、お酒に関しては全くの素人でした。実家の酒販店をつぐことになり少しでも知識を見インつけようと蔵元を訪ねたり、本を読んだりしましたが、酒は飲む人、造る人、売る人、それぞれに主張があり、知れば知るほど迷路に迷い込んだようになってしまいました。そんな時、利酒師の資格を知り、講習会で日本酒のことを体系的、客観的に学べたことが今の基礎のなっています。

 

資格取得後は蔵元や取引先からの信頼度が上がったと感じています。現在は、酒販店だけでなく、独自スタイルの日本酒バーをオープンしました。多くの居酒屋では日本酒のメニューが冷やと燗しかないといった乱暴な扱い方しかされていません。そこから抜け出し、もっと色々な楽しみ方を知ってもらいたいと思っています。

 

日本酒は種類も多く市場は飽和状態です、だからこそ利き酒師の資格を持つことで、料理に合うお酒、お酒に合う料理も提案できる。それが新たな市場を作り、活性化させると思っています。

 

 

学んだことが現場でそのまま役立ちます!

 


日本酒愛好家だったこともあり、きき酒師の資格を取得しました。今は資格を活かし食品のプランニングをしています。「今後は日本酒の魅力を本業の食品とリンクさせて活かしていきたいと考えています。

 

 

利酒師呼称資格認定試験

受験資格:SSI主催きき酒師講座修了者
試験費用:各種講座費用に含む(再受験費用1万2000円)

 

試験概要

1次試験〜4次試験まで、1日で実施される認定試験。不合格の場合でも1年以内に再受験(有料)をすれば、1次から4次試験の合格科目は免除される。飲食店従業者、酒類・飲食小売店従業者、酒類・飲食卸売業従業者、旅行業従業者、それらに就職を希望する学生、日本酒愛好家など男女問わず幅広い年齢層に支持されています。

 

一般の参加者急増の人気資格 日本酒ソムリエ 利酒師 通学受講

【期間】3月、6月夜コース毎週水曜 全4回、6月昼コース 毎週土曜 全4回 ※他日程あり
【費用】入学金:なし、受講料・授業料:6万2800円、その他:合格後 認定登録2万5000円、入会金1万9000円、年会費1万5000円 ※学生/シニア割引あり

 

コース内容

全講義を4回に分けて受講するコース。1日の寿行では不安な人向けです。2ヶ月間に講義が4回あり、自宅でDVD学習を行います。全4回ともテイスティングトレーニング付き。予習と復習を効率的に繰り返しながら納得いくまで、講師に質問できるため安心です。また、欠席の場合も振替受講が可能です。

 

 

ポイント
仕事にも趣味にも活かせる『きき酒師』人気急上昇中の資格

料理や飲み手の好み、体調に合わせて日本酒とその楽しみ方を提供する日本酒のソムリエと言われる「利き酒師」。飲食店の酒販店で働く人のみならず「日本酒の楽しみを広げたい!」という愛好家たちも注目し幅広い職業や年齢層の人々に人気の資格です。日本酒などの知識だけでなく、実施に試飲のスキルを学びテイスティング力を養います。また料理に合わせた日本酒の提供方法など最新セールスプロモーション力もみがくことができます。

 

希望の受講スタイルを自由に選べる!

早く習得したい人から、じっくり学びたい人まで学び方が選べるのは大きな魅力です。全講義を短時間(全4回)に分けて学べる「通学受講」、生の講義でしっかり学べる「会場受講」、何度も繰り返し学べる「在宅受講」、最短で学ぶ「2日間集中」、その他添削で試験合格までエスコートする『通信」など豊富な受講スタイル&コースがあり合格を強力にバックアップ!学生やシニアには受講料の割引きがあります。

 

日本酒の基礎知識、テイスティング力、サービス力を学ぶ!

日本酒の原料や製造方法、ラベルの表示や歴史、サービス、セールスプロモーションなどに加え、日本酒のタイプ別や提供方法を中心としたテイスティング法を学ぶ。さらに日本酒を取り巻く食品や飲料についての基礎知識やもてなしの基本にも触れ、幅広い知識が身に就く内容です。また、テイスティング能力を磨くカリキュラムもあり、日本酒の香りと味わい、劣化の判別を的確に判断する力を養います。
その他TPOに応じた日本酒の提供方法や実例をもとに問題点を確認した上で効果的なセールスプロモーション方法は何か?などマーケティングも学べます。

 

国際的に広がるきき酒師師認定資格

きき酒師は1990年の認定開始以来、合格者は3万人を超え、日本のみならず世界中に広がっています。その波を受け2013年7月には「国際きき酒師」の認定を開始!諸外国の消費者に対し日本酒の適正な知識の啓もう普及ができる人材の育成が目的です。合格者は618名(2015年6月)今後さらに注目される資格です!